〜 レイキ・気功入門 〜


霊気の五戒







レイキの五戒というのは上記の画像の通り


今日丈は

怒るな
心配すな
感謝して
業をはげめ
人に親切に

という教えで、霊気療法創始者の臼井氏は「今日一日を五戒に沿った生き方をすることが全ての病気から離れる道であり、幸福になる道である」と言っています。

この教義は霊気独自のものではなく、鈴木美山氏の著作【健全の原理】にある、【今日丈は、怒らず、恐れず、正直に、職務を励み、人に親切】というのが元になっているようです。そして1922年の臼井霊気療法学会の創設にあたり、この五戒を教義として取り入れたといわれています。

この教えはシンプルな言葉だけに、解釈は人によって異なりますが、とても良い教えだと思います。ちょっと個人的な解釈を簡単に書いてみようと思います。


今日丈は
今日だけはというのは、ずっと教義を守り続けるのは難しいかもしれないけど、今日一日だけはという気持ちで日々取り組んでいこうという姿勢をあらわすのだと思います。

そして、一日一日今日を一生懸命生きることを言っているのだと思います。例えば過去を悔やんだり、心の傷を掘り起こしたりしても辛いだけです。済んだことは経験として肥やしにし、幸せな未来を作るために今日一日を一生懸命生きろと言う事だと私は思っています。


怒るな
怒ったりイライラしたりして
心のバランスを壊しても自分にとって良い事なんてありません。なるべく平穏に暮らそうと言う事ですね。


心配すな
ベストを尽くしやることをやったら、あとは天に任せようといった意味ですかね。あとは未来のことを考えすぎて将来が不安になり、心配で心のバランスを壊してしまうことが多いことから、やはり今日に目を向け今日を大切にいきよう、今日の積み重ねが未来になる、あまり心配し過ぎるのはよそうという意味が含まれているのではないでしょうか。


感謝して
幸せというのは自分の心が決めるものです。そして自分が苦しんでいるときほど、感謝の心を忘れているものです。未来ばかり見ているとないものねだりで欲は際限なく出てきます。でも今日一日を見れば、生きていること、このブログを見れてる人ならみんな屋根があるところで雨風をしのげていること、食事が出来ていること、どんなことでも感謝するに値するものです。どんなときも全てに感謝して、まっとうに生きることがやはり大切だと思います。


業をはげめ
仕事だけでなく、現実的にもスピリチュアル的にも人それぞれ役割というものがあります。本来人に上も下もありません。それを一生懸命果たすということが大切なんだと思っています。


人に親切に
これは順番通り、一番最後で良いんじゃないのかなと個人的に解釈しています。自分が苦しんでいる時に、人に親切にしている余裕なんてあるわけがないんです。だからまずは自分のことを一生懸命頑張り、心に余裕が出来たらその分だけ人のために何かをすれば良いと思う。でもまあ、もし自分を必要としている、頼りにしている人がいるなら、今日だけはという気持ちで快く手を貸したいもんですね。情けは人のためならず、まわりまわって自分のためって言いますからね。


とまあそんな感じで、とても良い教義です。この通りに生きれたら本当に苦しまなくて済むのかもしれませんが、それはそう簡単にはいきませんよねw

それでも一日一日、今日だけは、その場だけでもって気持ちで少しずつ積み重ねて行けば良いんだと思います。




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