〜 レイキ・気功入門 〜


伝授とは何か




レイキや一部の気功、そしてエネルギーヒーリングの世界では当たり前のように
伝授という方法を使ってヒーリング能力などが受け継がれています。この伝授というのは、それぞれの流派が扱う気と縁を結ぶ儀式です。

西洋レイキではアチューンメントと呼ばれ、周波数を合わすと言う意味のアチューンが語源のようです。日本では霊授と言われます。

少し特殊なもののように思われがちですが、レイキや気功以外の世界でも同じようなものが存在します。例えばお寺などで受けれる結縁や、師匠に弟子入りして生活を共にし、長期に渡っていろんなことを通して受け継がれるものなど、形は違えど伝授と言うものが存在し、特別なことではないのです。

ではこの縁を結ぶというのはどういうことなのか。ヒーリングの世界であつかうエネルギーと言うのは神気・スピリチュアルエネルギーなので、現実から離れたスピリチュアルな考え方になります。詳しいことを書くと物凄く長くなるので、簡単にまとめます。

我々の心の奥底、潜在意識・無意識の領域と言うのは万物と繋がっています。同じような話で、ユングも集合的無意識という説を提唱しています。我々の意識の奥底を深く深くさぐっていくと、深層意識、ハイヤーセルフ、集合的無意識、神から根源に至るまで限りなく繋がっています。つまり自分達は、エネルギーや心の世界では一つの存在であると言う考え方です。と言うことは全てが自分の一部なのだから、誰もが神の気を使うことが出来るのです。


※ちなみ私がいう神と言うのは、
宗教的な神や仏とは認識が大きく異なります。


そんなことを言っても…と思われる方が多いでしょうが、それは皆さんが人として生まれ忘れているだけなのです。伝授と言うものは新たに何かを授ける儀式ではなく、誰もが本来持っている力を引き出す作業です。レイキのような根源的なエネルギーは引き出すという表現がわかり易いと思いますし、それ以外の知識のないものでは縁を結ぶという表現が理解しやすいかと思います。

伝授という儀式では神気を使って、それぞれのエネルギーの源から貴方の表層意識までのエネルギー回路を開く作業です。これも新たにという意味ではなく、錆びた水道管を掃除するようなものと思っていただければ解りやすいでしょうかね?

そうして得たヒーリング能力は、水道のようにずっと使っていればその回路は失われません。逆に長期に渡って放っておけば、また錆び付いて気は流れなくなってしまいます。ここで注意してもらいたいのは、伝授によって行われるのはエネルギー回路を開く、水道管を掃除する作業です。なので、気のパワーを鍛えて回路を強化する、水道管を太くする作業は自分でやらなければいけないということです。伝授を受けたことに満足して、その上で胡坐をかいていても何もできないままということを忘れないでください。

もちろん体に来るまでのスピリチュアルな部分と
体からクライアントに流れるまでの肉体的な部分もですよ!

そこをお忘れなく(´・ω・`)




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