〜 レイキ・気功入門 〜


ヒーリングの型




西洋レイキにはハンドポジションと呼ばれる型があります。型通り12箇所に手を置き施術すれば、主要な免疫器官やチャクラなどをフォローし、初心者でも安定して一定の効果を出すことができます。この型は元々の伝統霊気から伝わるものではなく、西洋に渡り発展していく中でうまれたものだそうですが、とても効果的な型で現代霊気法にも取り入れられてます。

こういった型はレイキだけでなく、一部の気功流派や整体法にも同じようなものがあります。初心者でも一定の効果を得られるということは、施術者にとってもクライアントにとっても良いことです。しかし一定の効果が出るからといって、それに満足している人も多いかもしれませんが、ヒーリングの型というのは基本的に初心者向けのものであり、それ以上のことは誰も教えてはくれません。教えたくない人もいるでしょうし、教えることが出来ないとも言えます。

初心者を脱出するには、自分の考え方やスタイルに合わせて自分自身でオリジナルの型、またはテンプレートのようなものを構築していかなければなりません。その為にも、初心者のうちからスキャニングをしっかりやること、これが重要です。初心者のうちはスキャニングをしても、悪い部分に長く手を当てる程度ですが、ある程度上達してきたらヒーリング中の意識の仕方を変えたり、新たな施術方法を取り入れたりして試行錯誤していくことがとても大切です。その中で徐々に自分のスタイルというものが確立されていきます。

レイキに限らず全てにおいて基本はとても大切ですが、ずっと最初の型通りにやることが良いとは私は思いません。自分のスタイルに合わせて新たな施術方法、施術の流れを作るのは難しいことかもしれませんが、初心者レベルを脱出できない、もっと効果的な施術がしたいとお悩みの方には、ぜひ挑戦してもらいたいと思います。


そして試行錯誤した結果、シンプルな手当てに法になるのか、または高等技術を組み合わせた施術法になるのか、一週回って元の型に落ち着くのか、それはその人の考え方や施術スタイル次第ということになります。





戻る







inserted by FC2 system