〜 レイキ・気功入門 〜


ヒーリングは体を知ることからはじめよう




まず最初に、案外自分の体のことをわかっていない人が多い。もちろん医者じゃないし専門的なことまでは必要ないですが、おおよそでも体の中がどうなっているか知らないものです。別に生きていくにあたって何も知らなくてもどうということはありませんが、ヒーラーが知らないのは大問題です。


まずヒーリングを行うにあたって一番重要といえるスキャニングを行うのに、体のことを知らなければどこをどう調べてよいのか解らないですよね?

レイキなどのテキストでは手かざしによるエネルギースキャニングを教えていますが、そのまま手の感覚だけを頼りに使うのでは表面的なエネルギー状態しか調べることが出来ません。


次に問題なのが、どこにエネルギーを送るのかが曖昧になるということです。仮に前述のスキャニング法を磨き上げて、エネルギー的な不調を的確に見つけることが出来ても、わかるのはおおよその場所だけです。それではスキャニングとして十分とは言えません。スキャニングやその方法については別の機会に詳しく書きますが、しっかりと不調箇所を見極めて、その不調箇所にエネルギーを送って調整を行わないといけません。

だいたいこの辺が悪いからといって、だいたいでエネルギーを送ってヒーリングしても、だいたいという施術方法通りのだいたい良くなるといった効果しか得られません。何も意識せずに手を置くだけのレイキ12ポジションでの施術もそうですし、気は強いほうから弱いほうに流れる、または必要なところに必要なだけ流れるからハンドポジションも人体の構造も知る必要がないと思っている人もいますが、これもそれなりの結果しかでません。ながらく実践してきた人なら言っていることがよく解っていただけると思います。

ヒーリングで多くのことをやろうとすると細かなテクニックも必要ですが、それ以上に最も基本である人の体を知ること、これがとても重要になります。


人の構造を知り、必要としているエネルギーを的確に送ることで、始めてヒーリングは十分な効果を発揮します。


精神面のヒーリングでも、肉体面のヒーリングでも、思うような効果が得られず悩んでいる方は、まずは何に対してヒーリングをしているのかを見つめ直し、対象となる体を学ぶことで大きく発展すると思います。




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