〜 レイキ・気功入門 〜


エネルギースキャニング法




レイキなどのヒーリング法で言うスキャニングというのは、ヒーリングを行う前にクライアントのエネルギー状態を調べることですね。

スキャニングはわりと軽視されがちですが、ヒーリングを行うにあたって最も大切な作業です。ヒーリングではエネルギーを送ることに意識を取られ過ぎてはいけません。クリアなエネルギー、パワフルなエネルギーを送ること、これらはヒーラーとして日々トレーニングをして当たり前に出来なければいけません。でもそれだけでは思うような効果は得られません。


少しコツをあげるとすると、まずはどう調べるか。
単純に手を相手にかざしてエネルギーを感じようとすると、表面的なエネルギー状態は感知できますが、内部のエネルギー状態や流れなどまでは見えてきません。視覚的に見える人や、内部まで感じ取れる才能のある人はそうはいないと思います。そこで私がお奨めするしているのがОリングテストやブレステスト、ダウジングなどの筋反射を使った調べ方と組み合わせた方法です。ある程度の訓練は必要かもしれませんが、内部のエネルギー状態を調べるにはとても便利だと思います。

次にどこまで調べるか。
ヒーリングを行うにあたってどういう方法でどう施術していくのかによって調べ方はまったく変わってしまうと思いますが、例えばメジャーな方法で言うと経絡だけを調べるのか、その元となる内蔵まで調べるのか、内臓を調べるなら全体的に調べるのか、臓器を分割して調べるのか、表面と内面を分けて調べるのか、はたまた細胞レベル、DNAレベルまでフォーカスして調べるのか、一つをとっても多くの調べ方があります。私自身は何をどこまで調べるかというテンプレートを作っていますが、初心者の方はどこまで調べるかという考えをハッキリまとめておくと、施術の流れが組みやすくなると思います。

前述の方法論ですが、これは経絡をはじめ陰陽五行や元素エネルギー、チャクラを主体としたものや霊的な視点から見た方法など、私が知らない見方もたくさんあると思います。どれが良いかは皆さんのスタイルに合わせて決めれば良いと思います。


さて次にどう施術していくか。
このステップが抜けている人も多いかもしれませんが、詰めが甘いと施術の効果も甘くなってしまいますので最後まで気を抜かないのが大事なポイントです。

施術方法を調べるにはいくつか方法がありますが、まず直感的な感覚を信じる方法。これは相手のエネルギーを感じながらであったり、自分の潜在意識を読み取る方法だったり、サポートする存在からのメッセージなどがありますが、得意な人でバッチリ噛み合う人は良いと思います。ですが得意でない人が無理になにか感じてやろうと力んでもただのヤマ勘になってしまうのが難です・・・。

次に対応エネルギーを使った施術。例えば太古の叡智にある六合というエネルギーは五行のエネルギーで、肝臓が悪ければ青龍、肺なら白虎という具合に対応がハッキリしています。元素エネルギーでも臓器に対応していますし、伝授を受ける場合チャクラに的を絞ったエネルギーだとか、いろんなことに対応したヒーリング方がたくさんあります。こういったエネルギーを適材適所で使うと最大限に効果が発揮されるということです。

そして最後にОリングなどで施術方法を調べる方法。これはとても調べる範囲が広くなるので初心者には向かないかもしれませんが、まずはどのエネルギーを使うのか、どこから施術するのか、どういう方法や考え方で施術するのか、そういった全ての方法を筋反射テストを使って割り出していく方法です。ある程度の下地や、新しい施術方法などをどんどん取り入れていかないと組み立てが難しいかもしれませんが、慣れてくると的確な施術方法を割り出すことができます。


ここまでがワンセットでスキャニングになります。ヒーリングはスキャニングに始まりスキャニングに終わると私は考えています。そんなものしなくても大丈夫!と効果的な施術が出来る才能溢れる人には必要ないと思いますが、私のような凡才の人が効果的な施術をしようと思うととても大切なテクニックになります。スランプに陥ってる方や、伸び悩んでいる人は参考にしていただけると幸いです。




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