〜 レイキ・気功入門 〜


健康な病気





私は通常、施術をするときは悪いところを探すことからはじめます。でもずっと施術していると、時に重い病気にかかっているはずなのに、エネルギー的にはどこにも悪い箇所が見つからない人がいます。

この理由はいまだハッキリとはわかりませんが・・・。

間違いなくどこをどう細かく検査しても私には悪いところを見つけることが出来ません。しかし病院でちゃんと病気を診断され、もちろんその症状や苦痛を伴っているのです。だからといって変な思い込みや霊障なんてありません。私でもそれくらいはどうにでも出来るので。


障害者の方などもそうですが、医師から見れば悪い状態であっても、その人にとっては正しい状態なのかもしれません。あまりスピリチュアルな話には振りたくないのですが、やはり昔から言うような持って生まれた宿命というものがあるのではないかと感じます。

その人の病気や苦しみを通して何かに気付いたり、成長したり、誰かに何かを与えたり、きっとなにか理由があるのだと思います。そして皆さんに知っておいて欲しいのは、それらは自分で選び自分で持ってきた宿命です。もし宿命であるならば、受け入れるべきものなのです。


しかしながら、いつもいつも耐え切れるような苦しみばかりではありませんよね?私としても少しでも痛みを軽減してあげたいし、頼られれば少しでもお役に立ちたいと思うのです。

大抵の病人はエネルギー状態が悪いので、それらを改善することで症状を緩めたり回復するようにお手伝いします。しかしどこも悪くない人にはどう施術して良いのか難しい問題です。

宿命と判断し、気付かないといけない事があるなら、または成長しなければいけないのなら、少しでも早く変化が起きるように心と魂を成長させる補助的な施術を進めます。その上で少しでも病気の諸症状を和らげるために複雑なテクニックは全部捨て、原点に戻って12ハンドポジションを使ったレイキヒーリングを施術しています。理屈はわかりませんが、私の中ではこれが最も効果的です。さすがに長い年月をかけて伝わってきたもの、洗練されてきたものだと感心します。そして楽になったと喜んでくれます。

困ったときにはその人の原点に帰る、これがキーワードなのかもしれませんね。みなさんも手詰まりになったら原点に帰ってもう一度取り組んではいかがでしょう?




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