〜 レイキ・気功入門 〜


子供へのヒーリング方法





これは前回の人体とエネルギーの流れの続編になります。


新生児〜幼児だからといって、人として生まれてきているので基本的な構造は同じです。ただ大きく変わるのは、肉体的にもエネルギー的にもまだ弱いということです。

昔は、7歳までの子供はあの世とこの世の境いに位置する存在とされ、いつでも神様の元へ帰りうる魂だとも言われていました。もちろんそれはエネルギー的にもそうですが、疫病などでの死亡率が高かったのが由来でもあるそうです。


さて、ではエネルギー的にどう違うかというと、生まれてきてすぐの赤ちゃんはエネルギー体が大人のようにシッカリ出来ていません。エネルギーが定まっていないともいえ、大人のようにシッカリとした人の形が出来ていません。それが大きくなるにしたがって、徐々に肉体と同様の形をとっていきます。赤ちゃんのときは霊が見えるが、大きくなるにしたがってこちらの世界になじみ霊感がなくなっていくという話も、こういった変化があるからでしょう。


ここで前回の器の話を持ってきますが、大人は健康であれば強化ガラスで作ったような壊れにくいコップになります。それに対して子供は薄く少し衝撃を与えれば割れてしまうようなもろいコップということになります。その子供に対して大人と同じヒーリングをおこなえば負担がかかるのは明白です。これは妊娠中の女性にも同じことが言えます。

だから、妊婦さんや子供のヒーリングには細心の注意を払い優しく施術しなくてはいけません。あまり強い刺激やエネルギー操作はもちろん、エネルギーのパワー自慢みたいな馬鹿げた自分勝手な施術は絶対にしてはいけません。前回もお話しましたが、今にも割れそうなコップに、消防車のホースを持ってきてフルパワーで放水するようなヒーリングには癒しの欠片もありません。


ヒーリングはまず相手の状態をシッカリと見極め、なにをどれくらい必要としているのか、それを知ることが大切です。
そこにヒーラーの都合なんて一切必要ありません。自分がやってあげてるといった姿勢ではクライアントを傷つけるだけなので、そういった方には今一度考えていただきたいと思います。




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